日常
掲載日時:2024年11月26日
日本の食文化「和食の魅力」
掲載日時:2024年11月26日
日本の食文化「和食の魅力」
11月24日(いい日本食)は「和食の日」
和食は縄文時代から現代に至るまでの長い歴史があります。「主食」「主菜」「副菜」「漬物」「汁物」の一汁三菜が基本で、主食はごはんを中心に、焼き魚や煮物、具だくさんのみそ汁が理想です。
しかし、和食は品数が多く必要で、作るのが難しいイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
忙しい現代人は、和食よりも簡単に作れる洋食を選ぶことで、食の洋食化になってしまう和食離れが現状となっています。
2013年に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを受け、この日を和食文化の保護と継承の大切さについて考える日として認定されました。毎年11月は、和食や郷土料理の認識を深める機会となるように、子どもたちや保護者へ和食の推奨と継承を目的とした食育を実施します。
自園では、食材に触れながら和食献立に使用される旬の食材を知り、興味を持ってもらう食育活動を行いました。
旬の食材を触ってみよう
給食室から「白菜」「かぶ」「柿」を子供たちの前に持ってきて、一つずつ食材の紹介をしました。
子どもたちは「これはなあに?」と興味を持って見ています。こちらから「このお野菜は知っているかな~?」と聞いてみると、「キャベツだ!」と反応があったり、「色は似ているけど、キャベツとは形が違うね」「かぶはだいこんみたいだね」など、子どもたちといろんな会話を楽しみました。
みんなで食材を触ってみたり、白菜やかぶの葉っぱをちぎってみたりします。集中してちぎっていましたよ。
だしが決め手の和食メニュー
和食に欠かせないもの…、それは「だし」です。
かつお、こんぶ、椎茸などさまざまな「だし」があります。だしを使用することで、料理にうまみが感じられるようになり、控えめの味付けで、減塩にもなります。
だしを基本に食材のうまみを生かすことで、体に優しくおいしい料理をつくることができます。
和食給食には、かつおこんぶだしを使用しました。メニューは「手作りふりかけ」「はくさいのすまし汁」「豚肉の西京焼き」「かぶのそぼろ煮」「かき」です。
それぞれのメニューに、子どもたちが触れた食材が使用されています。
子どもたちは給食を見て「はくさいだ!」「かきもあった!」と、見つけて喜んでいました。
野菜がたくさん入った和食給食でしたが、子供たちはおいしそうに食べていましたよ。
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かおよりもおおきいね!
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白菜をビリビリ…