企業主導型保育事業(認可外)ニチイキッズ奈良三条保育園

日常
掲載日時:2024年11月26日

いい日本食の日献立

11月24日はいい日本食の日です。

当日の24日は日曜日なので、22日に日本食献立を実施しました。
今年のテーマは奈良の郷土料理と発酵食品です。
奈良に都があった時代にできた「醤 ひしお」や郷土料理の「奈良漬」など、昔から奈良と発酵食品は深い繋がりがあります。そこからヒントを得て、最近注目されている米麹から作られる「甘酒」を砂糖の代わりに使用しました。
優しい甘みの甘酒を使うことによって、料理も柔らかい味になり食べるとホッとする感じに仕上がります。
今回使用した甘酒はこのタイプのものです。スーパーにも売っているので一度チェックしてみてください。

11月24日はいい日本食の日です。

給食の写真です。

献立は
・ごはん
・大和まなと豆腐のすまし汁
・鶏肉のソテー 柿ソースかけ
・七色お和え
・バナナ
です。柿ソースは砂糖ではなく柿の甘みで味付けをしました。
七色お和えはお盆のお供え料理のひとつで、七つの野菜をすりごまと味噌、砂糖で和えた一品です。お盆の時期だけではなく、季節の旬の食材を使って作られることもある奈良の郷土料理のひとつです。
七色お和えは砂糖の代わりに甘酒を使っています。

給食で人気のメニューは、柿ソースがたっぷりかかった鶏肉!
ご飯との相性も抜群で、モリモリ食べてくれていました。

給食の写真です。

おやつは「いもぼたもち」です。

里芋が入ったぼた餅の事で、もち米が貴重だった頃うるち米に里芋を加え、里芋の粘りでもち米からつくったかのようなぼた餅になる昔の人の生活の知恵からうまれた料理です。他県ではさつまいもやじゃがいもを使っているところもありますが、昔から水田が多く里芋の栽培が盛んであった事から里芋が使用されたと言われています。
今回はあんこから作りました。もちろんこちらも砂糖ではなく甘酒で甘みをつけています。柔らかくすっきりとした甘みなので、いくらでも食べられるあんこになりますよ。
このおやつも子どもたちに大好評!たくさんあったぼた餅があっという間に無くなりました。

普段使わない食材や調味料を使ってみると新しい発見や味に出会えて楽しいですよね♪
甘酒は万能調味料なので、よければ使ってみてくださいね。

おやつは「いもぼたもち」です。