日常
掲載日時:2024年09月05日
絵本について~職員研修~
掲載日時:2024年09月05日
絵本について~職員研修~
絵本についてたくさん学ぼう!
毎月テーマを決め、その時期に合った内容や、職員が知りたい、もっと学びたいことについて職員研修を行っています。
今月のテーマは【絵本について】です。
毎日子どもたちに読み聞かせを行っている現場の保育士がリーダーとなり、研修を行いました。
絵本の持ち方やめくり方を学びました。
また絵本を読む場所については、みんなで一緒に絵本を見る機会がある大きいクラスの子どもたちの立場になって考えることができました。
どんな絵本を選べばいいの?
研修を受けていた職員から「絵本の選び方について知りたい。」という意見がありました。
目安として小さい月齢児の場合、子どもが好きなもの、例えば好きな食べ物や動物、乗り物が登場するものは身近にあるものなので興味をもちやすいと思います。また絵本を通して読みあう人と一緒に音やリズム、言葉を楽しめるものも子どもたちは大好きです。
月齢が大きくなっていくと、少しずつストーリーが長くなっていくものを成長に合わせて選ぶという意見もありました。
大切なのは、絵本に子どもを合わせるのではなく、子どもに絵本を合わせること。
子どもたちは自分の好きなことや興味のあることを基本に絵本を選びます。
大人はそこからその子を知り、その子が求めているものを発見していく、つまり絵本を通して子どもを知ることができるのです。
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「大好きな大人と個々の関わりの中で向き合い、絵本を通して温かい時間を過ごすこと」や、「同じ絵本を繰り返し読むこと」という土台を丁寧につくっていくことが大事ということを学びました。
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絵本を手にしている人(読み手)がとても優しく心地よい言葉を自分に語りかけてくれる、ページがめくられるたびに新しい世界がおとずれてまた心地よい言葉が聞こえてくる、絵本を読む時期について【早すぎる】ということはないそうです。
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園では保育士のお膝に座って絵本を読んでもらう時間もあります。子どもたちは同じ絵本を繰り返し「読んで~♡」とリクエストしてくれます。
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これは保育士手作りの絵本棚です。子どもたちが読みたい絵本や興味のあるものを手に取りやすいよう工夫されています。